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特集:増加する食中毒の傾向と対策

No.4809 (2016年06月25日発行) P.23

矢野邦夫 (浜松医療センター副院長)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-23

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監修:矢野邦夫(浜松医療センター副院長

食中毒は1年を通じて発生しており,その原因微生物はノロウイルスや病原性大腸菌など多様である。そして,それぞれの病原体による食中毒には季節性があり,潜伏期,症状,対処法が異なっている。特に,高齢者や免疫不全者では健康成人に比較して,重症化する可能性が高いので適切な対応が求められる。本特集では,食中毒の原因菌と発生動向,食中毒の特徴と対応,そして,高齢者や免疫不全者での食中毒について専門家に解説して頂く。

1 食中毒の原因菌と発生動向
横浜市立大学附属市民総合医療センター・感染制御部部長/講師 築地 淳
横浜市立大学附属市民総合医療センター・感染制御部/同小児総合医療センター 清水博之

2 原因菌からみる主な食中毒の症状の特徴と対応
トヨタ記念病院感染症科科部長 川端 厚

3 高齢者・免疫不全者などでの食中毒への対応
聖隷三方原病院感染症・リウマチ内科部長 志智大介

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