□関節軟骨の退行性変化や力学的負荷の増大により,関節軟骨の変性を生じ,骨の増殖性変化や滑膜炎を伴い関節変形をきたす慢性・退行性疾患である。
□50歳以上で急増し,女性に多い。
□荷重時,特に歩きはじめの膝関節痛が特徴的な症状であるが,進行すると安静時痛や夜間痛も出現する。
□診察上は関節裂隙の圧痛,関節腫脹,可動域制限,廃用性の大腿四頭筋萎縮が認められる。
□臨床所見および単純X線検査により診断を行う。X線では関節裂隙の狭小化,骨棘形成,骨硬化像が代表的な所見である(図)。
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