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発症メカニズムから考える消化器診療【電子版付】 あるある症状にキレキレの対応をしよう!

医師として切れ味のある診療を!

定価:4,620円
(本体4,200円+税)

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著: 横江正道(名古屋第二赤十字病院第二総合内科部長)
判型: B5判
頁数: 202頁
装丁: 2色刷
発行日: 2019年12月10日
ISBN: 978-4-7849-5732-3
版数: -
付録: 無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます)

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◆本書は外来でよく診る「あるある」症状に対して、その症状が出るメカニズムまで考えた病歴聴取、それを踏まえて鑑別診断するための身体所見のとりかた、検査を解説しております。さらに著者が経験した「あるある症例」だけでなく、「あるある……と思いきや実はやばやば!?なピットフォール症例」も掲載。
◆「こういう病気のこういう症状は、こういうメカニズムで起こる」と医師が理解していれば、診断に近づくことができます。日常診療が切れ味のある「キレキレ」診療となるよう、本書をぜひご活用ください!

目次

1 腹痛
(1)心窩部痛
(2)右上腹部痛
(3)左上腹部痛
(4)右下腹部痛
(5)左下腹部痛
2 悪心・嘔吐
3 胸やけ・胸部不快感
4 下痢
5 便秘
6 食欲不振
7 吐下血・黒色便
8 腹部膨満
9 黄疸
10 体重減少

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序文

私が岐阜大学医学部3年生のとき,クラブ活動中に先輩方が話していたことを今でもよく覚えています。先輩たちは,その話の中で口をそろえて「医学部が理系なのは,単に病気の名前や症状を覚えるだけでなく,『どこに異常が起こるとこんなことが起きる』ということが考えられて,そしてその結果,異常の出方や臓器によって症状が変わってくるからである」と言っていました。当時,ちょうど基礎医学の解剖学や生理学を学び始めた自分にとって,基礎医学の重要性を実感するとともに,病態生理の重要性を教わった瞬間でもあります。
国家試験を終えて研修医から上級医になり,専門医の資格を取るようなプロセスを日本の医師はたどるわけではありますが,診断が違っていれば病気を治すことはできず,そもそも診断に至らないケースもあります。患者さんを幸せにするうえでの診断学はとてつもなく大切なことです。ともすると,「CTが読める,MRIが読める」ということが診断学と考えがちではありますが,映っていなければ診断には至りません。しかし,「こういう病気のこういう症状はこういうメカニズムで起こる」と医師が理解していれば,検査値が典型的な結果にならずとも,画像診断が典型像を示していなくても,診断に近づくことはできます。所見がないと病気がないと考えてしまうことはありがちですが,所見がなくても症状があれば,患者さんのためを思うのが医師としてすべきことのように思います。だから「検査値がそろわなくても,患者さんが入院して経過観察すべきときに患者さんを帰してはいけない」と多くの道の多くの先輩方が,多くの書籍で語っているのでしょう。
本書は,そんな気持ちを背景に,よくあることを「あるある」,まれだけど見逃したくない,忘れてはいけないことを「やばやば」,医師として切れ味のある診療を「キレキレ」と考えて,研修医の初学者などにも役立つよう平易なことばで作成させて頂きました。経験談も交えており,決してプロフェッショナルなできあがりではないかもしれませんが,読んで頂いた皆さんの日常診療のヒントになれば幸いです。執筆の機会を頂いたことに感謝しております。

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正誤情報

下記の箇所に誤りがございました。謹んでお詫びし訂正いたします。

このたびは『発症メカニズムから考える消化器診療』をご購入いただきまして誠にありがとうございました。
本書に下記の変更がございますので,訂正するとともに,謹んでお詫び申し上げます。

174頁 コラム表6

ビリルビンの項目

体質性黄疸 ビリルビン
Gilbert症候群 直接↑
Crigier-Najjar症候群 直接↑
Dubin-Johnson症候群 間接↑
Rotor症候群 間接↑
体質性黄疸 ビリルビン
Gilbert症候群 間接↑
Crigier-Najjar症候群 間接↑
Dubin-Johnson症候群 直接↑
Rotor症候群 直接↑

 

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関連求人情報

公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・外科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
●大村市の人口は約97,700人で、県内13市で唯一人口が増加しています

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