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国保保険料滞納世帯への財産差押えが増加【PickUp 医療データ】(146)

No.4961 (2019年05月25日発行) P.7

登録日: 2019-05-26

最終更新日: 2019-05-22

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厚生労働省の集計によると、2017年度における国民健康保険の保険料・税の課税標準額(世帯当たり所得)は109.4万円で、この10年間で30万円近く下落している。しかしながら、保険料・税の滞納世帯数は年々減少している。18年6月時点の滞納世帯数は約270万世帯、滞納率は全体の14.7%となっている。滞納世帯に交付される「短期被保険者証」と「被保険者資格証明書」の交付件数も、ともに減少傾向にある。その一方で増加しているのが、自治体が収納対策の一環として滞納世帯に行っている財産の差押えだ。17年度の差押世帯数は10年前の2.9倍に当たる約35万件、差押金額は計956億円に上っている。

国保保険料滞納世帯への差押えが約

に上っている

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