外国人医師や外国医学校を卒業した日本人が日本で医師免許を取得する道は、主に2つある。外国の医師免許を取得しているケースでは、書類審査、日本語診療能力調査を経て、医師国試に合格するという流れとなる。外国の医師免許を持っていない場合は、医師国試までに書類審査、予備試験(筆記+実地)、実地修練を経る必要がある。外国医学校卒業者の国試受験資格認定者数は2016年以降100人を超えている。学校所在地別では中国、韓国、ハンガリーが多く、国籍別では日・中・韓が大半を占める。外国医学校卒業を巡っては、試験方法の合理化や実地修練の受入れ先の負担、医師需給との均衡などが課題となっている。
を超えている