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2カ月前からの咽頭違和感,微熱,倦怠感を訴える36歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(205)]

No.4976 (2019年09月07日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

近藤 健 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

塚本知子 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2019-09-05

最終更新日: 2019-09-04

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2カ月前より咽頭違和感,微熱,倦怠感が出現。症状の改善がないため1カ月前に近医クリニックを受診。かぜ症候群の診断で総合感冒薬が処方されたが,その後も症状の改善がないため,精査目的に当科を紹介受診。嚥下により咽頭違和感は増悪するが,痛みはない。既往歴,生活歴に特記事項なく,食欲,体重に変化はない。独身男性であるが風俗の利用は否定した。

身体診察では,体温36.4℃,脈拍86回/分,血圧126/78mmHg。頸部リンパ節の圧痛や腫脹を認めない。咽頭視診所見を示す(図1)。

一般血液・生化学検査の異常はCRP 2.47mg/dLのみ。





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