ヘルスケア関連のインターネットサービスを提供するメドレーは5月22日、経済産業省が推進するサービス等生産性向上IT導入支援事業「IT導入補助金2020」の対象ツールの特別枠に、同社のオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」「CLINICS電子カルテ」が認定されたと発表した。
IT導入補助金は、飲食や宿泊、小売、建設など幅広い業種の中小企業・小規模事業者が「生産性向上」に役立つITツールを購入する際に、その経費の一部を国が補助する制度。医療機関も申請可能で、レセプトコンピュータや電子カルテ、予約管理システムなどが主な対象となる。
2017年度補正予算で初めて実施され、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、特別枠(C類型)が新設。これまで最大2/3だった補助率が3/4まで拡充された。
「CLINICSオンライン診療」「CLINICS電子カルテ」は、導入にかかる費用(初年度月額利用料含む実費)の3/4にあたる金額を補助金として受けとることができるC類型-2に分類。補助額は最大で450万円となる。