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左下肢不全麻痺を訴えた際に撮影した腹部単純CT[画像診断道場~実はこうだった(174)]

No.5042 (2020年12月12日発行) P.1

三輪 槙 (都立広尾病院救命救急センター)

中島幹男 (都立広尾病院救命救急センター医長)

登録日: 2020-12-10

最終更新日: 2020-12-09

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70歳代,女性
主訴:左下肢不全麻痺。
現病歴:来院当日朝,左下肢が急に動かなくなり,当院に救急搬送された。意識消失や意識障害は認めなかった。搬送後,身体所見や頭部CT・MRIの所見から症候性てんかんの疑いで入院となった。スクリーニングで撮影した胸部単純X線写真ですりガラス陰影を疑われ,COVID-19流行期でもあり,胸部単純CTを撮影した。結局,肺野に異常陰影は認めなかったものの,縦隔条件の一番下のスライスで図1・2の所見を認めた。どのような病態が疑われるだろうか?

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