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【PR】UV-Cと光触媒のダブル効果でウイルス抑制・除菌脱臭効果を発揮(東芝ライテック)[医事新報厳選!感染防止対策ツール]

登録日: 2021-11-30

最終更新日: 2021-12-03

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東芝ライテック

新型コロナウイルスの感染拡大により、清浄な空気環境へのニーズが高まる中、浮遊するウイルスや菌の抑制と除菌脱臭効果を発揮する画期的な製品として注目を集めているのが、深紫外線と光触媒のダブル効果でクリーンな空間を創出するUVish(ユービッシュ/東芝ライテック)だ。コンパクトサイズでありながら、空気清浄機とは一線を画す機能を搭載するUVishの魅力に迫る。

新型コロナウイルスの感染経路は「接触」と「飛沫」。接触感染についてはアルコールや手洗いで対策が図れる一方、飛沫感染対策は室内換気がメインで、浮遊するウイルスへの積極的な働きかけは確立していない。この2年で普及が進んだ空気清浄機の一般的な「HEPAフィルター」は、ウイルス自体を捕らえることはできるが、死滅させることはできない。こうした空間除菌が抱える課題に対する1つの回答と言えるのがUVishだ。


  

光触媒フィルターは交換不要

UVishは、紫外線と光触媒によるダブル効果を利用したウイルス抑制・除菌脱臭装置。紫外線は、波長によってUV-A(315~400nm)、UV-B(280~315nm)、UV-C(100~280nm)に三分類され、UVishには、菌・ウイルスのDNAを効率よく破壊するUV-Cと光触媒を励起するUV-Aの光源が搭載されている。浮遊ウイルスの抑制性能は200Lの空間での試験は約5分で90%以上、浮遊菌の除菌性能は2分(換算値)という結果が出ている。軽量(1.8㎏)かつコンパクトながら高機能という特徴がある。

またUV-CはLEDを使用しているため長寿命だ。光触媒はフィルター交換が不要で水洗い可能、頻度は1日8時間使用しても3カ月に一度で済む。メンテナンスの手間がかからず8畳まで除菌・脱臭効果があり、特にクリニック向けの製品と言える。

 

開発した東芝ライテックは主に照明器具などを手掛ける東芝のグループ会社。2020年に新型コロナの感染拡大が始まってから、UV-LEDなど自社技術を生かして何か社会貢献できないかという思いを技術者が抱いたことから開発を急ピッチで進め、これまではそれぞれ単体で展開していた光触媒とUV-Cを融合した製品を市場に送り出した。性能を確保しつつ1日でも早く実用化するに当たり、いくつもの技術的課題が立ちはだかったと技術本部UV技術部の津崎修さんは語る。

「もっとも苦労したのは光触媒の洗浄です。水で洗うと性能は回復するのですが、光触媒の耐久性が落ちてしまいます。試行錯誤して何回水洗いしても性能をキープできるようになりました」

 

光触媒は、光照射により生成される活性酸素と水酸基ラジカルによって、ニオイを分解、またウイルス・菌の活動を抑制。光触媒方式は薬品や人体に有毒な物質を使わないクリーンな方式のため、人体や室内に悪影響はないとしている。UVishでは8畳程度の部屋で除菌脱臭効果を発揮するまで性能を向上させることに成功した。運転音は22dB(静音運転時)の静音設計。中と外郭をきれいに分断することにより、音が漏れにくい構造を実現した。

安全・安心な除菌脱臭を実現

UVishの開発コンセプトにあるのは安全・安心というキーワード。除菌用UV-Cは、人体に光が直射されると有害なため、裏蓋が外れた場合には、曝露を回避するために自動的に電源が切れるインターロック機構を搭載している。

また除菌効果を謳う製品はオゾン方式のモデルが多いが、高濃度オゾンは人体に影響がある。この点について同部の藤岡純さんはこう指摘する。

「オゾンは規制値以下で使用すれば人体への影響はないと言われていますが、我々は可能な限り人体へのリスクが少ない方法を検討しました。場所を選ばす、子供がいる空間でも安心して使える除菌装置を提供することが大切だと考えています」

置く場所を選ばないシンプルなフォルム

UVishの開発チームはデザイン性にもこだわった。シンプルなフォルムで、クリニックの受付カウンターや待合室、診察室のデスクの上に置いてもコンパクトで機器然としない「優しさとスタイリッシュさを両立した」デザインはインテリアのアクセントになる。産業用のイメージが強かったUV機器を日常的なものへと価値観の変化を促すために、照明という日常機器の最たるものを手掛けてきた東芝ライテックのノウハウを注ぎ込んだ。

UVishは山口大学の試験で、新型コロナウイルスに対するUV-C LEDの効果も検証()。コロナやウイルスとの共存が前提のニューノーマルな環境で、これまで以上に積極的なコロナ対応が求められる地域のクリニックに役立つツールとしてUVishの導入を検討してはいかがだろうか。


日本医事新報5092号別冊付録「感染防止対策特集」より

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