3月は、日本医事新報連載漫画「がんばれ!猫山先生」完結、最終第7巻発売を記念して、「猫山先生」の登場人物で好きなキャラクターをお尋ねするとともに、新型コロナ流行の長期化、ウクライナ情勢など先の見えない時代に後輩ドクターにおすすめする1冊を募集しました。
「猫山先生」のキャラクターで最も多くの票を集めたのは、やはり主人公の愛され開業医「猫山タロー」先生(14票)。2番人気は猫山先生の先輩「奈良野シカオ」先生(5票)でした。「猫山タローさんを見ていると自分と重なる」(大阪・勤務医)、「“生々流転”の奈良野シカオ先生でスピンオフもしくは総集編を希望」(大阪・勤務医)など、ファンの皆様から熱いメッセージもいただきました。
このほか「狸田モリゾウ」先生、「大空(旧姓青空)ツバメ」先生ら猫山先生の元同僚、論文は読めても空気は読めない「川宇ソースケ」先生、看護師虻田モモコさんの愛猫「パトラッシュ」なども複数の票を集めました。
後輩ドクターにおすすめする1冊では、Craig A. Miller『外科研修医 熱き混沌』などの医療ものから、西村秀一『新型コロナ「正しく恐れる」』、日本看護協会出版会編集部編『新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート』などのコロナ関連書、森鷗外『渋江抽斎』、クローニン『城砦』などの古典まで多様な本が集まり、中には「頭を使った後に読むとスッと気持ちが落ち着きます」(大分・看護職員)と『かんばれ!猫山先生』を推す声もありました。
皆様からいただいた『猫山先生』作者・茨木保先生へのメッセージ、後輩ドクターにおすすめする本の推薦理由は次ページで紹介します。