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慢性硬膜下血腫?それとも……[画像診断道場~実はこうだった(215)]

No.5120 (2022年06月11日発行) P.1

縄田昌浩 (社会医療法人寿会富永病院放射線科)

三浦由啓 (社会医療法人寿会富永病院放射線科)

登録日: 2022-06-09

最終更新日: 2022-06-08

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70歳代,男性
主訴:ふらつき。
既往歴:穿通枝脳梗塞,右被殻出血,水頭症。
水頭症に対して脳脊髄液を腹腔へ排出する脳室腹腔短絡術〔 VPシャント(ventriculoperitoneal shunt)〕が実施されていた。
3カ月前の受診時に脳室拡大を認めたことから,脳脊髄液排出を調整するシャントバルブ圧の設定が110mmH2Oから80mmH2Oへ低く変更され,脳脊髄液が排出されやすくなっていた。数日前からふらつきを自覚し,来院となる。






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