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食後に顎下を汚してしまう84歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(323)]

No.5267 (2025年04月05日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (医療法人生坂医院)

横川大樹 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

鷲見隆仁 (医療法人社団福寿会鷲見医院歯科)

志村仁史 (医療法人社団福寿会鷲見医院)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2025-04-02

最終更新日: 2025-04-01

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ADL低下のため,2カ月前に施設に入所した84歳の男性患者。訪問診療時に看護師より,食後に右の顎下が食物残渣で汚れるという訴えがあった。食事は,スプーンを用いて食物を口に運ぶ一部介助である。嚥下障害はない。

既往歴は中等度認知症,去勢抵抗性前立腺癌および脊椎転移,糖尿病。内服薬は,シタグリプチン,グリメピリド,ボグリボース,アルファカルシドール,デキサメタゾン,ランソプラゾール。

身体診察では,体温36.6℃,脈拍86回/分(整),血圧102/65mmHg。右下顎の臼歯は欠損。右下顎に皮膚陥凹を認める(図1,2)。

血液生化学検査の異常値は,Hb 9.1g/dL,MCV 76fL,TP 5.4g/dL,Alb 2.6g/dL,HbA1c 7.9%。



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