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夜間の背部ふるえを主訴に受診した70歳女性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(273)]

登録日: 2022.08.04 最終更新日: 2026.02.21

生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 佐藤瑠璃香 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 塚本知子 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科) 上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

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3年前より内部にニュルニュルする感じを伴う背部のふるえ(図1)が出現した。夜間から明け方に生じ,数分間持続するが,目を開きテレビを視ると改善するという。ふるえ自体は本人も家族も目視できないために,複数の医療機関で心因性と診断されている。本人の希望で当科を受診した。

既往歴に,糖尿病,脂質異常症,リウマチ性多発筋痛症,不眠症があり,10年以上前からビルダグリプチン,アトルバスタチン,4年前よりプレドニゾロン2mg,ランソプラゾール,リセドロン酸ナトリウム,2年前よりスボレキサント,ラメルテオンを内服している。

身体診察で明らかな異常を認めない。一般血液・生化学検査で,CRP 0.31mg/dL,HbA1c 6.5%以外は正常範囲。

研修医の診断:体感幻覚

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