62歳,女性。主訴:頭痛,右片麻痺,痙攣発作。
現病歴:X月Y−2日から頭痛,Y日に右上下肢脱力と痙攣発作で救急搬送。
既往歴:特記事項なし。
神経学的所見:意識清明。軽度の構音障害と右片麻痺(上下肢ともにMMT:0/5)を認める。感覚に異常なく,四肢腱反射の亢進,病的反射を認めない。
検査所見:D-dimer 15.7μg/mL,アンチトロンビン活性値50%(基準値70~140),アンチトロンビン抗原量21.4mg/dL(基準値23.6~33.5)
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