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左まぶたの下がりを主訴に受診した64歳女性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(294)]

No.5173 (2023年06月17日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

田村弘樹 (東千葉メディカルセンター総合診療科/千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

横川大樹 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2023-06-15

最終更新日: 2023-06-14

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受診前日に左まぶたが下がっていることに気づき,当科を受診した。

既往歴は50歳時に高血圧症と脂質異常症。内服薬はバルサルタン,アムロジピン,プラバスタチン。家族歴は父が脳梗塞。

身体診察では,体温36.1℃,脈拍82回/分,血圧144/87mmHg。眼瞼裂の左右差を認める(右>左)が,瞳孔径に左右差はない。顔面の写真を示す(図1)。

 研修医の診断:脳梗塞

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