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シーネの当て方,実践!……[総論編][骨折ファーストタッチ ─decision makingのための骨折の考え方─(20)]

No.5205 (2024年01月27日発行) P.36

海透優太 (JCHO若狭高浜病院整形外科医長/臨床研修センター長)

登録日: 2024-01-29

最終更新日: 2024-01-24

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救急外来やプライマリ・ケア診療の整形外科領域において,骨折の診断と並んで習得しておきたい能力はシーネ固定です。微細な骨折を見逃したとしても,「骨折の可能性あり」と説明し,適切なシーネ固定が行われていればナイスな診療となります。


まずは,非専門医の先生が整形外科領域の診察を行う際の大原則が以下の2点です。

原則1 「骨折はない」と言わない
原則2 骨折を疑ったときにはオーバー気味でもシーネ固定を行う

シーネ固定の流れは,物品を準備する → 体位を決める → シーネを当てる,となります。

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