1月アンケートでは、2024年度診療報酬改定が本体部分を+0.88%とすることで決着したことを「どのように受け止めていますか?」とご意見を募集しました。
その結果、「大いに不満」が38%、「どちらかと言えば不満」が25%で、合わせて63%が不満との回答でした。一方、「どちらかと言えば納得できる」は12%、「大いに納得できる」は0%でした。
不満の主な意見をみると、「上昇した電気代やガス代などだけで消えていく金額。賃上げなんてとんでもない、医療機関をバカにしているとしか思えない改定率」(三重・勤務医)、「開業医の収入をもって減額を正当化するのは不当。物価高や職員の昇給に対応するためには、0.88%の改定率は実質上開業医の収入減になる」(神奈川・開業医)などの声が寄せられました。
一方、「どちらかと言えば納得できる」の意見では「この改定率に満足しない診療科、職種もあるので、次回は診療内容の実情に応じたものにしてほしい」(千葉・勤務医)、「社会情勢が厳しい中でやむを得ない数字」(大分・薬剤師)などがありました。
25%を占めた「どちらとも言えない・わからない」では「医療費のあり方を長期の視点で考えてほしい」(大阪・勤務医)、「開業医は収入増であるとは思わない」(東京・勤務医)などの意見が寄せられました。主なご意見はWeb医事新報に掲載します。
以下、皆様からいただいた主なご意見を紹介します。(次ページへ)