6月22日に行われる日本医師会役員選挙の立候補が6月1日夕方に締め切られ、会長には松原謙二(大阪)、松本吉郎(埼玉)の2氏が届出を行った(順序は日医の抽選による。以下同じ)。松原氏は前副会長、松本氏は現職の会長で、2年前の選挙と同じ構図となった。
他の役員の立候補者をみると、いずれも定数通りとなっているが、現職から一部入れ替えがある。副会長には現職の角田徹(東京)、茂松茂人(大阪)の両氏に加え、現在常任理事の釜萢敏氏(群馬)が立候補。現職の猪口雄二氏(東京)は勇退する。常任理事では現職の神村裕子氏(山形)に替わり藤原慶正氏(秋田)が立候補している。
また代議員会の議長には現職の柵木充明氏(愛知)が立候補。太田照男氏(栃木)の死去により空席となっていた副議長には佐藤和宏氏(宮城)が立候補している。
役員選挙は6月22日に開かれる第156回定例代議員会で行われる。新役員の任期は同日から2025年度に関する定例代議員会終結のときまで(ただし代議員会正副議長の任期は、代議員の任期による)。