財務省の財政制度等審議会では、年末の予算編成に対する建議(意見書)の取りまとめに向け、社会保障費の抑制が課題となっている。
財務省が同審議会の分科会に示したデータによると、後期高齢者(75歳以上)の1人当たり介護費は年間平均53.2万円と、前期高齢者(65~74歳)の約10倍だった。75歳以上の中でも年齢が上がるごとに介護費は増え、95歳以上の1人当たり介護費は平均214.2万円で、75~79歳の約12倍に上る。
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