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(3)白衣をきちんと着る【SECTION1 まずは社会人としてのマナー】[特集:これだけは押さえて欲しいルール&マナー]

No.4714 (2014年08月30日発行) P.18

尾藤誠司 (独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 臨床研修科医長)

登録日: 2016-09-01

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  • 白衣「ビラビラ」はエラそう

    よく医療系のドラマなどで白衣のボタンをすべて開けてビラビラさせながら廊下を歩いている医師を見かけますが,あれはダメです。ちょっと周りを見渡せば気が付くことですが,ボタン全開で歩いているのは医療職の中で医師がほとんどです。バットマンやスーパーマンのマントみたいに白衣をビラビラとたなびかせていることで,深層心理の中で,ヒーローになった気分を味わっているのかもしれません。白衣のボタンを開けるのは,だらしないとか不衛生などという問題以上に「エラそう」な印象を人に与えます。本当に尊敬に値する人間は,自分の尊大な態度や印象に常に自己批判的なものです。
    また,身だしなみとは関係ありませんが,やはり医療系ドラマなどで,医師が廊下を横2列とか3列で歩いているシーンを見かけます。あれについても「Gメン’75か(古い)!?カッコいいと思われたいか?」とツッコミを入れたくなります。

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