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不眠症─ベンゾジアゼピン系睡眠薬[頻用薬 処方の作法(52)]

No.4962 (2019年06月01日発行) P.12

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・巨樹の会学術顧問)

登録日: 2019-06-04

最終更新日: 2019-05-29

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臨床薬理学的特徴(表)



■主に不眠症治療薬として11種類のベンゾジアゼピン(BZ)系睡眠薬が用いられている(表に一部を示す)。
■除去半減期の長さによって,超短時間型(トリアゾラム),短時間型(ブロチゾラムなど),中間型(フルニトラゼパムなど)および長時間型(クアゼパムなど)に分類され,不眠症のタイプに応じて使いわけられる。
■BZ系睡眠薬は主に肝代謝されるが,ロルメタゼパムの代謝に薬物代謝酵素CYPが関与しないため,薬物相互作用の可能性は低い。

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