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■NEWS 「基礎疾患を有する者」へかかりつけ医から情報提供を―厚労省がリーフレット作成

登録日: 2021-05-28

最終更新日: 2021-05-28

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厚生労働省は、「基礎疾患を有する者」への新型コロナワクチン接種を各自治体でスムーズに進めるには、かかりつけ医を通じて患者に接種に関する情報提供を行うことが重要として、情報提供用のリーフレットのモデルを作成し、5月24日付で全国に送付した。

モデルとして作成したリーフレットは、「基礎疾患を有する方の範囲」(下表)を示した上で、①基礎疾患を有する者の確認は、診断書等の証明書ではなく予診票で行われる、②かかりつけの医療機関で接種する場合は、住所地外でも届出なしで接種を受けられる─などの情報を記載し、接種券が届いたら早めに予約するよう促している。

高齢者の次に優先接種の対象となる「基礎疾患を有する者」「高齢者施設等の従事者」「60~64歳の者」の具体的な確認方法について厚労省は25日の自治体向け説明会で、「予診票の『接種順位の上位となる対象グループに該当しますか』という設問に対し『基礎疾患を有する(病名: )』欄にチェックがあり、病名として対象疾患が記載されていれば、基礎疾患を有する者として差し支えない(重い精神疾患、知的障害については手帳等で確認できるが、確認できない場合は予診等で確認)」「高齢者施設等の従事者は施設の発行する証明書、60~64歳の者は予診票(生年月日)で確認する」と説明している。

基礎疾患を有する方の範囲

○令和3年度(2021年度)中に65歳に達しない者であって、以下の病気や状態の方で、通院/入院している方

 慢性の呼吸器の病気
 慢性の心臓病(高血圧を含む)
 慢性の腎臓病
 慢性の肝臓病(肝硬変等)
 インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病
 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く)
 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)
 ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
 染色体異常
 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
 睡眠時無呼吸症候群
 重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、または自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害 (療育手帳を所持している場合)

〇基準(BMI 30以上)を満たす肥満の方

 ※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
 ※BMI 30の目安:身長170cmで体重87kg、身長160cmで体重77kg


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