旧ガイドラインでは,抗結核薬による血球減少発生時の対応について「検査における緩徐な低下であれば,経過観察。血小板は5万/μL,白血球は2000/μL以下は中止,急激な血小板減少をきたした場合にはRFP再投与は禁」と記載している。
新ガイドラインでは,骨髄抑制発生時の対応についてCQとして取り上げられた。骨髄抑制は,Grade3:白血球減少<2000〜1000/μL,好中球減少<1000〜500/μL,貧血<8.0g/dL,血小板減少<5〜2.5万/μL,Grade4:白血球減少<1000/μL,好中球減少<500/μL,緊急処置を要する貧血,血小板減少2.5万/μL未満で定義された。
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