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『重症患者の早期離床・リハビリテーション』について著者の鵜澤先生にお聞きしました

登録日: 2021-07-01

最終更新日: 2021-07-01

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重症患者の早期離床・リハビリテーション

[執筆]鵜澤吉宏(亀田総合病院リハビリテーション事業管理部)
判型:A4判
頁数:27頁、動画:6点
価格:1,980円(税込)

─本コンテンツの特徴・魅力を教えてください。

ここ数年でICUでの早期離床・リハビリテーションを実施する施設が増えております。指導的立場の方がいる施設では、それぞれ特徴をもって実施させていると思います。一方で、実施はしているけど「これでいいのか?」と思ったり、『基本がわからない』と考えたりされる方もいると思います。また、まだ実施していない施設の方でも「興味はあるけど何をすればいいか?」と言う声を聞きます。

実際に早期離床リハビリテーションを実施するには知識の整理と経験値が必要です。その中で本コンテンツでは、早期離床・リハビリテーションを行うための基本知識の整理とその進め方、その時に注意することを念頭に置いて具体的に表現しました。『どのような流れで、何に気を付けて、どのようにするか』という全体像をつかめるようにまとめてみました。

特に、ICUなど急性期の医療機関では毎年または定期的にスタッフの異動があり、そのたびに教育方法を検討されていると思います。従来はスタッフ教育として集合研修を行っていました。しかし時間外業務削減の流れで、忙しい業務を調整して時間を確保する難しさや、コロナ禍での人数制限などの影響で、集合研修の開催が難しい状況にあります。このような時であるからこそ、本コンテンツのようにweb教育ツールを用いることで職場スタッフの基礎的スキル向上を図れると思います。

─実施にあたっての疑問について、多数の動画で解説して下さいました。

はい。コンテンツの中で特に効果的と考えているのは、動画での確認です。患者役がベッドで寝ているところから、端坐位へ、車椅子へといった離床の仕方について動画を提供しております。言葉や写真、イラストだけの説明と比べ、イメージが付きやすいです。特に若手スタッフや経験の少ない方は、言葉での説明より動画を見ていただく方が『ここに位置して、こんな風にやればいいのか』などと理解が早く、比較的早く実践できるようになります。

本コンテンツを早期離床・リハビリテーション実施の基本的な習得という位置づけにしていただければと思います。

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