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特集:むずむず脚症候群を適切に治療する

No.4821 (2016年09月17日発行) P.27

谷口充孝 (大阪回生病院睡眠医療センター部長)

登録日: 2016-09-16

最終更新日: 2016-11-25

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監修:谷口充孝(大阪回生病院睡眠医療センター部長)

日本におけるむずむず脚症候群の有病率は,欧米に比べてそれほど高くない。しかしながら,この疾患で困っている患者が少ないわけではなく,適切な治療が奏効する患者も多い。一方で,むずむず脚症候群は専門医ですらその鑑別診断に苦慮する場合があり,病態生理や長期的な治療ストラテジーなど不明な点も数多く残されている。
本特集では,むずむず脚症候群の臨床経験を豊富に持つ3名の先生方に,最新の知見も含めてご執筆頂いた。むずむず脚症候群は,医師が知っていれば多くの患者が救われる疾患である。ぜひ頭の片隅に入れて頂き,実際に患者の診療にあたるようになったときはご再読頂きたい。

1 むずむず脚症候群の疫学と発症機序
獨協医科大学看護学部看護医科学(病態治療)領域教授 宮本雅之

2 むずむず脚症候群の診断(問診,検査)と治療
大阪回生病院睡眠医療センター教育・研究部門部門長 大倉睦美

3 小児のむずむず脚症候群
太田総合病院記念研究所附属診療所太田睡眠科学センター医長 加藤久美

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