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『プライマリ・ケアに活かす鍼灸─はじめの一歩」』について著者の寺澤佳洋先生にお聞きしました

登録日: 2022-04-25

最終更新日: 2022-04-25

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プライマリ・ケアに活かす鍼灸─はじめの一歩

[執筆]寺澤佳洋(口之津病院内科・総合診療科、医師・鍼灸師)
    吉田行宏(明治国際医療大学鍼灸学部鍼灸学科講師、鍼灸師)

判型:A4判
頁数:29頁、動画:13点
価格:1,100円(税込)

─本コンテンツの特徴・魅力は。


鍼灸は世界各所で治療オプションとしてガイドライン等に組み込まれていますが、日本国内においてはまだ馴染みの薄い分野だと感じています。その要因のひとつとして、医療関係者ですら鍼灸そのものに接する機会が少ないことが考えられます。私は、医師以外に鍼灸師の資格も有していることもあり、医療関係者や一般の方向けに鍼灸の魅力を伝える活動を行っていますが、鍼灸の認知度は高いとは言えません。また、鍼灸治療を経験したことがある方も少ないのが現状です。

このWebコンテンツでは、私が鍼灸を知ってもらうために行っているセミナーのコンテンツを凝縮し、プライマリ・ケア領域で鍼灸を活かせるようにアレンジした内容になっています。
つまりは鍼灸初学者の医師や鍼灸を耳にしたことのあるコメディカルの皆さんに鍼灸の基本を知って頂き、鍼灸を活用する第一歩として使って頂きたく思います。
内容・構成にもこだわりました。

鍼灸関連の器具や鍼灸施術の動画・画像が豊富です。見て体感して下さい。日本で最初の4年生鍼灸大学である明治国際医療大学(旧:明治鍼灸大学)にて現役で教壇に立つ、吉田行宏先生に動画の提供をお願いしました。実際の診察や施術動画を見ることで鍼灸をより身近に感じて頂けると思います。動画へのアクセスの良さは、Webコンテンツならではの長所です。

5W1Hの構成。鍼灸に関してわかりやすくお伝えできるように、What(鍼灸施術とは?)、Who(鍼灸師とは?)、Who(患者は?)、Where(どこで?)、When(どんなタイミングで?)、How(どのようにして?)の構成にしています。

③私がよく受ける質問のひとつである療養費(保険治療と称される)についても紙面を割きました。ぜひとも、鍼灸院・鍼灸師との連携を通じて、鍼灸を治療オプションとしてご活用いただけたら嬉しく思います

このWebコンテンツを通じて、一人でも多くの方々に鍼灸を知って頂き、ひとつでも多くの患者の苦痛が改善することを願っています。

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公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
基幹型臨床研修指定病院として医師の教育にも寄与しています。当協会のコンセプトの1つである離島医療の支援も積極的に行っています。

救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
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