厚生労働省は6月28日付で、吉田学事務次官が辞職し、新たに、大島一博政策統括官(総合政策担当)を事務次官に充てる人事を発令した。
このほかの幹部人事では、保険局長に伊原和人医政局長、医政局長に榎本健太郎大臣官房審議官(医療保険担当)、老健局長に大西証史内閣官房内閣総務官室内閣総務官、医薬・生活衛生局長に八神敦雄内閣府健康・医療戦略推進事務局長が就任。新設された医薬産業振興・医療情報審議官には、7月1日付で城克文国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事が就任した。
2024年度診療報酬改定を担当する保険局医療課長には、老人保健課長として2021年度介護報酬改定を担当した眞鍋馨国立保健医療科学院企画調整主幹が就いた。
大島事務次官は1987年東大法学部卒。内閣府大臣官房審議官(経済財政運営及び経済社会システム担当)、老健局長、大臣官房長等を歴任した。
(2022年6月28日付)
▽厚生労働事務次官:大島一博〈政策統括官(総合政策担当)〉
▽厚生労働審議官:小林洋司〈人材開発統括官〉
▽大臣官房長:山田雅彦〈雇用環境・均等局長〉
▽医政局長(死因究明等推進本部事務局長併任):榎本健太郎〈大臣官房審議官(医療保険担当)〉
▽医薬・生活衛生局長:八神敦雄〈内閣府健康・医療戦略推進事務局長〉
▽子ども家庭局長:藤原朋子〈内閣府子ども・子育て本部統括官〉
▽社会・援護局長:川又竹男〈大臣官房審議官(子ども家庭、少子化対策、地域共生・自殺対策担当)〉
▽老健局長:大西証史〈内閣官房内閣総務官室内閣総務官(内閣人事局人事政策統括官併任)命:内閣官房皇室典範改正準備室長〉
▽保険局長:伊原和人〈医政局長(死因究明等推進本部事務局長併任)〉
▽政策統括官(総合政策担当)(政策統括室長併任):中村博治〈内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室次長〉
▽大臣官房審議官(医政、精神保健医療担当):大坪寛子〈大臣官房審議官(医政、医薬品等産業振興、精神保健医療担当)〉
▽大臣官房審議官(健康、生活衛生、口腔健康管理、アルコール健康障害対策、災害対策担当):鳥井陽一〈大臣官房会計課長〉
▽大臣官房審議官(子ども家庭、少子化対策、児童虐待防止担当):野村知司〈大臣官房総務課長〉
▽大臣官房審議官(社会、援護、地域共生・自殺対策、人道調査、福祉連携、就労支援連携担当):本多則惠〈大臣官房審議官(社会、援護、人道調査、福祉連携、外国人雇用、就労支援連携担当)〉
▽大臣官房審議官(老健、障害保健福祉担当):斎須朋之〈財務省大臣官房付〔復興庁統括官付審議官(EBPM推進・予算・税制・産業復興・農林水産・新しい東北等担当)〕〉
▽大臣官房審議官(医療保険担当):日原知己〈社会保険診療報酬支払基金理事長特任補佐〉
▽大臣官房審議官 (医療介護連携、データヘルス改革担当):森光敬子〈環境省環境調査研修所国立水俣病総合研究センター所長(環境省大臣官房審議官併任)〉
▽大臣官房生活衛生・食品安全審議官:佐々木昌弘〈大臣官房厚生科学課長〉
▽労働基準局安全衛生部長:美濃芳郎〈独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構総括審議役〉
▽社会・援護局障害保健福祉部長:辺見聡〈総務省大臣官房審議官(情報流通行政局担当)〉
▽大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官:三田一博〈総務省情報流通行政局総務課長〉
▽関東信越厚生局長:田原克志〈社会・援護局障害保健福祉部長〉
▽東海北陸厚生局長:佐々木健〈内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)〉
▽九州厚生局長:大鶴知之〈独立行政法人地域医療機能推進機構理事(管理・労務・経営担当)〉
▽大臣官房厚生科学課長:伯野春彦〈独立行政法人医薬品医療機器総合機構執行役員(再生医療製品・ワクチン等審査部門担当)〉
▽医政局総務課長(医政局医療経理室長併任):岡本利久〈大臣官房参事官(総括調整、行政改革担当)〉
▽医政局医薬産業振興・医療情報企画課長(医政局医薬産業振興・医療情報企画課セルフケア・セルフメディケーション推進室長併任):安藤公一〈医政局経済課長(医政局経済課セルフケア・セルフメディケーション推進室長併任)〉
▽医政局研究開発政策課長:荒木裕人〈大臣官房付(内閣府健康・医療戦略推進事務局参事官併任)(内閣府日本医療研究開発機構担当室参事官併任)(内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)併任)命:内閣官房健康・医療戦略室参事官〉
▽医薬・生活衛生局総務課長:衣笠秀一〈社会・援護局援護企画課長〉
▽医薬・生活衛生局医療機器審査管理課長:中山智紀〈国立研究開発法人国立がん研究センター理事長特任補佐〉
▽子ども家庭局総務課長:尾崎守正〈大臣官房付(内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)併任)命:内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室参事官 命:内閣官房新型コロナウイルス感染症対策本部事務局参事官〉
▽子ども家庭局家庭福祉課長:河村のり子〈社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課障害児・発達障害者支援室長(社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課地域生活支援推進室長併任)(社会・援護局地域福祉課成年後見制度利用促進室併任)〉
▽社会・援護局援護企画課長:重元博道〈内閣法制局参事官(第四部)〉
▽老健局総務課長:林俊宏〈子ども家庭局保育課長〉
▽保険局総務課長:森真弘〈政策統括官付政策統括室社会保障調査官〉
▽保険局保険課長:原田朋弘〈大臣官房付(子ども家庭局併任)命:総括調整官〉
▽保険局国民健康保険課長:高木有生〈デジタル庁統括官付参事官〉
▽保険局高齢者医療課長:田中義高〈社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策官(社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室長併任)命:総括調整官〉
▽保険局医療課長:眞鍋馨〈国立保健医療科学院企画調整主幹〉
▽保険局調査課長:鈴木健二〈保険局調査課数理企画官〉
▽出向(内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局長):土生栄二〈老健局長〉
▽出向(内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:内閣官房こども家庭庁設立準備室長):渡辺由美子〈大臣官房長〉
▽出向(内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)命:内閣官房孤独・孤立対策担当室長):山本麻里〈社会・援護局長〉
▽出向(内閣府健康・医療戦略推進事務局長):西辻浩〈大臣官房付(東海北陸厚生局長)〉
▽辞職:吉田学〈厚生労働事務次官〉
▽辞職:坂口卓〈厚生労働審議官〉
▽辞職:鎌田光明〈医薬・生活衛生局長〉
▽辞職:濵谷浩樹〈保険局長〉
(2022年7月1日付)
▽大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官:城克文〈国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事〉