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『閉院マニュアル─閉院判断から手続きまで─』について著者の笠浪 真先生にお聞きしました

No.5148 (2022年12月24日発行) P.69

登録日: 2022-10-11

最終更新日: 2022-10-11

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閉院マニュアル─閉院判断から手続きまで─

[執筆]
笠浪 真(税理士法人テラス代表税理士)

判型:A4判
頁数:29頁、図5点、表14点
価格:1,320円(税込)

─本コンテンツの特徴・魅力を教えて下さい。


近年、開業医の先生からの閉院・解散に関するお問い合わせが増えています。開業医の先生には遅かれ早かれ閉院・解散、承継を考える時期が必ずやってきます。しかし相続・承継に関する書籍は増えてきたものの、閉院・解散の詳細を解説した書籍は少ないのが現状です。そこで本コンテンツでは、閉院や承継の判断基準やベストタイミング、閉院・解散に必要な手続きやコストなどを詳細に解説しました。またスタッフや患者さんの引き継ぎ、建物や医療機器、医薬品の処分方法など、必要な情報を取りこぼしなく網羅しました。そのため、一度通読するだけで閉院・解散の具体的方法が理解でき、実際に不明点があれば辞書的に活用することも可能です。また、実際の閉院・解散事例も知ることができます。もちろん承継の検討は重要ですが、閉院・解散を選択したほうがよい場合もあります。本コンテンツで閉院か承継かを判断し、閉院なら本コンテンツの掲載通りに進めるとスムーズです。

実際の活用方法を教えて下さい。

まずはChapter 1をもとに閉院・解散のメリット・デメリットを理解して、先生の医院・クリニックが閉院すべきか承継すべきか正しく判断してください。閉院・解散の場合は、Chapter 2の内容に沿って具体的に閉院・解散を進めましょう。本コンテンツでは拙著「開業医の教科書®」と同様に、ヒト・モノ・カネ・情報別にまとめています。不明点があれば本コンテンツを読み直して頂き、自分が何をすべきか再確認することができます。極力ご自身で手続きを進められるように掲載していますが、専門家の力が必要な箇所も、何を相談すればよいかが理解できます。閉院・解散は意外にもやるべきことが多いことを実感するかと思いますが、本書の通り進めれば具体的に行動できるのでご安心ください。本コンテンツで、スムーズに閉院・解散ができ、引退後の人生を有意義に過ごせるきっかけになれば幸いです。

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勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
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救急医療体制については、1次から3次まで幅広く患者さんを受け入れています。
特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
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