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■NEWS 大学病院の2021年度医業損益は大幅改善もなお赤字―医学部長病院長会議

登録日: 2023-02-03

最終更新日: 2023-02-06

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全国医学部長病院長会議は123日、「新型コロナウイルス感染症が大学病院経営に与えた影響(2021年度)」の集計結果を発表した。それによると全国138病院(本院82病院、分院56病院)の医業損益は合計で11758000万円の赤字。ただ、20年度の55294700万円の赤字に比べて大幅に改善した。大学病院の経営環境は依然厳しいものの、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に悪化した20年度よりは持ち直した状況が窺える。

患者数について、19年度からの推移をみると、外来延べ患者数は5218万人→47273000→50309000人で、21年度は対前年度比6.4%増。同じく入院延べ患者数の推移は27956000→25267000→25498000人で、21年度は0.9%増だった。

この期間の医業損益は40038000万円の赤字→55294700万円の赤字→11758000万円の赤字と推移し、21年度は19年度、20年度に比べて大幅に改善した。

なお、本院80病院について、コロナ関連の支援金・補助金の受け入れ状況をみると、19年度は13600万円、20年度は1899100万円、21年度は19502500万円だった。

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