終末期に絶食とせず,亡くなるまで口から食べることを支援する取り組みは「食支援」と呼ばれ,在宅医療でも注目されている分野です。食支援はまず,本人の食べる力を見極め安全に食べられるように,口腔ケア,摂食嚥下機能訓練,身体機能訓練,管理栄養士や調理師等による食形態の工夫など,多職種のチームで取り組みます。多職種連携の力が最も試される現場であり,食支援は「究極の多職種連携」だと考えています。
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