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■NEWS インフル定点64.39で過去最多―新型コロナ・伝染性紅斑は5週連続で増加[感染症発生動向調査 2024年第51週(12月16~22日)]

No.5257 (2025年01月25日発行)

登録日: 2025-01-14

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Pick Up!  感染症発生動向調査 2024年第51週(12月16~22日)(国立感染症研究所感染症疫学センター)

◆新型コロナウイルス感染症
 2024年第51週の定点当たり報告数は5.48。
 
第52週速報は7.01と5週連続で増加。新規感染者数は全国で34,610人。
 都道府県別の上位3位は北海道(16.80)、岩手県(14.75)、茨城県(11.80)。

◆インフルエンザ
 2024年第51週の定点当たり報告数は42.66。
 第52週速報は64.39と急増。増加は11週連続。新規感染者数は全国で317,812人。
 現行の統計方法となった1999年4月以降で過去最多となり、43都道府県で警報レベルの定点当たり30人を超えた。
 都道府県別の上位3位は大分県(104.84)、鹿児島県(96.40)、佐賀県(94.36)。
 直近5週間の検出状況はAH1pdm09が398件(96%)、AH3亜型が13件(3%)、B型が4件(1%)の順。

◆伝染性紅斑(りんご病)
 2024年第51週の定点当たり報告数は0.98と5週連続で増加しており、
 過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は埼玉県(3.71)、東京都(3.03)、青森県(2.51)。

◆マイコプラズマ肺炎
 2024年第51週の定点当たり報告数は1.52と2週連続で減少したが、
 過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は青森県(4.00)、愛知県(2.67)、広島県(2.65)。

 

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