【Q】
内視鏡手術用デバイスの進歩,内視鏡手術の技術の向上に伴い,呼吸器外科領域における胸腔鏡手術の割合は増加しています。現在,胸腺腫瘍,縦隔腫瘍に対しても胸腔鏡手術が行われていますが,一般的適応として,良性腫瘍,あるいは胸腺腫を含む浸潤性を内在する悪性腫瘍,あるいは非浸潤性の早期症例に限るというのがおおむねのコンセンサスと考えられます。【A】
1) Kawashima S, et al:Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2015;20(1):54-9.