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【肺がん検診ガイドライン2022】肺がん検診ガイドライン2022〜低線量胸部CTを用いた肺がん検診に関して[ガイドライン・インフォメーション]

No.5251 (2024年12月14日発行) P.48

丸山雄一郎 (JA長野厚生連浅間南麓こもろ医療センター放射線科部長・臨床画像センター長)

登録日: 2024-08-15

最終更新日: 2024-08-09

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  • 日本肺癌学会肺がん検診委員会は,2022年7月に『肺がん検診ガイドライン2022』(以下,新ガイドライン)1)を上梓した。本稿では,2010年11月発表の『肺癌集団検診ガイドライン』(以下,旧ガイドライン)との変更点,および新ガイドラインを利用する上での留意点を述べる。

    「非高危険群に対する胸部X線検査,及び高危険群に対する胸部X線検査と喀痰細胞診併用法を用いた肺がん検診」に関しては旧ガイドラインと変更はなく,死亡率減少効果を示す証拠があるので,行うよう勧められるとした。ただし,二重読影,比較読影など標準的な方法が行われている場合に限定される(グレードA)。

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