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両側下顎部腫脹の診断は? [画像診断道場〜実はこうだった(36)]

No.4832 (2016年12月03日発行) P.7

黒田浩行 (横浜労災病院小児科)

内田正志 (JCHO徳山中央病院小児科部長)

登録日: 2016-12-01

最終更新日: 2016-11-29

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  • 両側下顎部腫脹の診断は?

    5歳,男児
    主訴:両側下顎部の腫脹。
    2日前に38℃台の発熱を認めたが,翌日には解熱。下顎部正中から対称性に腫脹を生じ,圧痛を伴うため,精査目的に紹介。
    血液検査所見:白血球数5850/μL,好中球55%,リンパ球30%,CRP 1.55mg/dL。
    顎下部超音波検査:両側顎下腺の腫大と皮下組織の肥厚を認めた。両側耳下腺の腫大はなし。既往歴:ムンプスの既往なし。ムンプスワクチン未接種。

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