医師は常に患者さんという人間を相手にする職業です。最近では医学教育でも,コミュニケーションスキルを学ぶようになりましたが,まだ十分には浸透していないようです。
患者さんに「今日はどうしたの?」とタメ口で話しかけて,電子カルテの画面を見たままで目を合わさず,挨拶もしない若手医師がいます。このような態度は横柄ですし,患者さんが馬鹿にされていると思ってしまいます。
また病状を聞いて不機嫌そうに「そんなことで病院に来たのですか?」などといった不適切な言動もあると聞きます。
最初に悪い印象を患者さんに与えると,その後の診療がとても進めにくくなります。
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