日本慢性期医療協会が今年5月に実施した「療養病床における薬剤使用に関するアンケート」によると、最も多く定期内服薬を服用した患者の薬剤種類数は、414病院中14.0%の病院で12種類。12.3%で13種類、11.8%で11種類と続いた。26種類と回答した病院もあった。
種類数ごとの患者数(n=33469)では、最も多かったのが、薬剤の服用がない16.9%、4種類が11.4%、3種類が11.3%だった。
定期内服薬の種類が退院時に減少した患者は、4036人のうち41.7%。23.8%で増加、34.4%で変更なしと、減薬の難しさが浮き彫りになった。
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