□弧状の病変が認められ,辺縁に炎症が目立つ。いわゆる"いんきん"と称される疾患である。
□カンジダ症を合併したり,股部白癬ではなくカンジダ性間擦疹のこともある。
□多くは辺縁に炎症があり,中心治癒傾向のある環状の病変が認められる(図)。
□菌種はTrichophyton rubrumが大部分で,Trichophyton mentagrophytesが10%程度,わずかにEpidermophyton floccosumが検出される。
□いわゆる"いんきん"と称される疾患である。合併することがよくある間擦部ないしはおむつ部のカンジダ症が特徴である。
□前項「§14-47 体部白癬」と同様,白癬菌菌要素を検出することで確定診断できる。
1190疾患を網羅した最新版
1252専門家による 私の治療 2021-22年度版 好評発売中
PDF版(本体7,000円+税)の詳細・ご購入は
➡コチラより