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特集:ガイドラインに基づく男性型脱毛症診療

No.4930 (2018年10月20日発行) P.27

監修: 坪井良治 (東京医科大学皮膚科学分野主任教授)

登録日: 2018-10-22

最終更新日: 2018-10-17

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監修:坪井良治(東京医科大学皮膚科学分野主任教授)

■監修のことば

男性型脱毛症(壮年性脱毛症)や女性型脱毛症(女性の男性型脱毛症)は生理的な頭髪の変化であり器質的疾患ではないが,外観上の印象に大きく影響を与えるので,その改善方法には大きな注目が集まる。2010年には日本皮膚科学会から標準的な治療方法を示した「男性型脱毛症診療ガイドライン」が発表されたが,さらに2017年末に改訂版が公表された。7年間の間に新規内服薬のデュタステリドの発売や,内服薬フィナステリドや外用薬ミノキシジルの後発医薬品の発売,発毛に関する再生医療,レーザーなどによる理学療法の話題があった。今回の特集では,ガイドラインの改訂内容を軸に,男性型脱毛症・女性型脱毛症の診断から治療まで解説して頂いた。日常診療の参考にして頂ければ幸いである。

■目次

1  男性型脱毛症の診断
内山真樹(東京医科大学皮膚科学分野)
原田和俊(東京医科大学皮膚科学分野准教授)

2  ‌新しい男性型脱毛症ガイドラインのポイント
長田真一(秋田大学大学院医学系研究科皮膚科学・形成外科学講座准教授)
眞鍋 求(秋田大学大学院医学系研究科皮膚科学・形成外科学講座教授)

3  男性型脱毛症の内服療法
板見 智(大分大学客員教授/元大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学寄附講座教授)

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