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慢性の右顔面のしびれを主訴に受診した72歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(192)]

No.4947 (2019年02月16日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

池上亜希子 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

山内陽介 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2019-02-14

最終更新日: 2019-02-13

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3年前より右顔面のしびれが出現。総合病院で頭部MRIを施行したが異常なく,当科紹介となった。しびれは持続性で,人前で話す際に喋りにくいと感じ,麺をすすれなくなった。既往歴として,22年前と11年前に右末梢性顔面神経麻痺がある。

身体診察で,パ行の構音障害を認める。顔面の感覚障害はない。額の皺寄せ(図1)と強閉眼(図2)の視診所見を示す。

    

研修医の診断:右末梢性顔面神経麻痺の残存

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