日本病院会の調査報告書によると、勤務医(非常勤医を含む)の確保の方法として、「人材斡旋会社」を利用していると回答したのは413病院中156病院で、37.8%。約4割に上っている。最も多かったのは、「大学医局からの派遣」で90.3%。続いて「人脈や個別紹介など個人的関係」が48.7%だった。人材斡旋会社に手数料として昨年度1年間に支払った額の中央値は363万円。800万円以上支払ったと回答した病院も14.5%(19病院)あった。
斡旋人数の中央値は2.0人。5人以上と回答した病院は17%(23病院)だった。
調査は日本病院会の会員を対象に、2018年10~12月に実施。413病院から回答を得た(回収率16.7%)。