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スタッフの副業をどこまで認めるか? 副業を認める際の注意点は?[開業医の教科書Q&A(11)]

登録日: 2021.06.21 最終更新日: 2026.02.21

笠浪 真 (税理士法人テラス 代表税理士)

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スタッフの副業をどこまで認めるか? 副業を認める際の注意点は?

業務に支障が出ない程度の副業・兼業ならば,認めるのが望ましい。ただし,医院・クリニックの不利益とならないように,明確なルールを設けること

副業を解禁する企業が以前より徐々に増えてきていましたが,コロナ禍をきっかけに,さらにその流れが加速しています。
「スタッフの副業」というと,医院・クリニックでは次の2つのパターンに大きくわけられます。

①正職員やパートタイマーのスタッフが本業とは別に,副業で個人事業主になるケース
②パートタイマーのスタッフが複数の医院・クリニックの掛け持ちをする,またはほかの仕事をするケース

副業を容認する風潮が強い現在,「業務に支障が出ないのであれば,副業をしてもかまわない」と考えるのは自然なことです。
一方で「スタッフの副業を全面的に許すべきなのか?」と言われれば,注意点があります。

基本的には労使間トラブルを避けるためにも副業を解禁する姿勢が望ましいのですが,明確なルールを設けるようにしましょう。

1:労働基準法と副業の規定は無関係

副業を容認するか禁止するかについては,労働基準法などの労働関連法で拘束力を持つものではありません。

つまり,「副業を容認しなければいけない」ということもありませんし,「副業を禁止しなければいけない」ということもありません。これまで多くの医院・クリニックが就業規則で規定してきた「副業禁止」は,独自の判断によるものだったということです。

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