厚生労働省は7月26日、武田薬品工業が国内流通を担うモデルナ製の新型コロナワクチン(COVID-19ワクチンモデルナ筋注)について、添付文書が同日付で改訂され、接種対象に「12~17歳の者」が追加されたことを全国に通知した。
モデルナ製のワクチンの接種対象はこれまで「18歳以上の成人」とされていたが、これでファイザー製の新型コロナワクチンと同じく12歳以上に接種可能となった。
モデルナ製ワクチンについては12歳未満を対象とした臨床試験も現在実施されている。
添付文書改訂に先立って厚労省は7月20日、2022年分として5000万回分のワクチンの追加供給を受けることについて武田薬品、モデルナと契約を締結。同省は、モデルナが開発中の、変異株への対応を含む「追加接種用ワクチン」についても「開発が成功した場合、供給を受けることが可能となっている」としている。
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