厚生労働省は9月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下での特例的対応として、医療用抗原検査キットの薬局での販売を解禁した。
同日付の事務連絡で同省は「症状がある場合は医療機関を受診することが原則」とし、今回の特例的対応は、体調が気になる場合に家庭などでセルフチェックできるようにするものと説明。
販売する薬局は購入者に対し①検査実施方法を十分に理解し、自ら検体の採取を行う、②陽性となった場合は医療機関を受診する、③陰性の場合でも症状がある場合には医療機関を受診する─などについて丁寧に説明し、内容を理解したことを確認するため、署名を求めなければならないとしている。
販売価格についても「社会的にみて妥当適切なもの」とするよう求めている。