2月は、オミクロン株感染拡大で従来型の対策が通用しない事態が生じる中、新型コロナ感染症の位置づけ・対策を見直すべきかについてご意見を募集しました。
新型コロナ感染症の感染症法上の位置づけについては、「2類相当のまま維持すべき」と「5類(季節性インフルエンザなど)に変更すべき」が35%、33%とほぼ拮抗する結果となりました。「2類相当維持」派の読者からは「インフルエンザなどよりもCOVID-19の重症化リスクは高いし、感染力も強い」(福岡・勤務医)、「この先もっと毒性の強い亜型が出てくる可能性もある。5類にしたら、その時大惨事を招く」(三重・勤務医)などの理由、「5類に変更」派の読者からは「重症化リスクの高い患者や高齢者への対策をしっかりすれば、若年者や労働者年齢にはインフルエンザ等に準じた対策で十分。5類相当にして対策すれば気にせずに一般開業医も対応できる」(大阪・開業医)などの理由が寄せられました。
「その他」を選んだ読者からは「現在の状況でさえ未検査でも統計に反映させるということで5類相当以下になっている。これから5類に変更しても意味がない」(東京・臨床検査技師)などの指摘がありました。
今回のアンケートでは「オミクロン株感染が拡大する中で医療を回すためには、新型コロナ対策をどう見直し、何を優先すべきか」についてもたくさんのご意見をいただきました。以下、主なご意見を紹介します。(→次ページへ)