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特集:抗癌剤の副作用対策

No.4823 (2016年10月01日発行) P.27

監修: 勝俣範之 (日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)

登録日: 2016-10-03

最終更新日: 2016-10-13

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監修:勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)

近年の抗癌剤治療の進歩は目覚ましいものがある。2000年代には分子標的薬が,2010年代には免疫チェックポイント阻害薬が開発され,癌治療は再び新しい局面を迎えようとしている。
新たな治療薬が開発されたとはいえ,その副作用はゼロではない。抗癌剤の副作用による致死率は,市販されている薬剤の中で最も高率である。したがって,抗癌剤を使う場合には,副作用をいかに抑えるかが重要なポイントとなる。本特集では,抗癌剤の副作用に関して,まず総論から各論を提示した。ついで,特に押さえておきたい副作用マネジメントとして白血球減少時の対策や,分子標的薬の有害事象に関する対策について解説したので,抗癌剤治療の際の参考にして頂きたい。

1 抗癌剤の主な副作用と頻度,減量・休薬基準
獨協医科大学産婦人科講師 古川(高橋)佳容子
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授 勝俣範之

2 抗癌剤による白血球減少・感染対策
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科 横山雄章

3 分子標的薬の有害事象
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科 門倉玄武

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