新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に変更されるに当たり、地域のクリニックではより⾼いレベルで清浄な環境を保つことが急務となっている。⾼機能なウイルス対策ツールが数々登場する中、画期的な技術として注⽬が集まるのが、人体に悪影響を及ぼさない紫外線でウイルスや細菌を除去できる紫外線技術「Care222®」(ウシオ電機)だ。実際にその技術を搭載した製品「Care222® iシリーズ」を導入し、患者様やスタッフが満足できるクリーンな院内を作っている「しみず眼科医院(兵庫県姫路市)」の清水敏成院⻑に話を聞いた。
清水 私は2018年まで姫路赤十字病院に勤務していました。患者様の大半は病状が進行しており、もっと早く来てくれていれば治療が出来たのに・・・と思う事が多く、早期発見・早期治療の重要さを痛感していました。この問題を解決するために、第一線に立って疾患の早期発見に取り組んでいこうと、当院を開院しました。
早期発見には、患者さんの話をゆっくりと聞くことが大切です。これは患者さんが気づいていない症状を見つけるためにも欠かすことができません。加えて患者さんの不安が和らぐよう丁寧に説明することも心がけています。その上でこれまで培ってきた知識、経験、技術を生かし、患者さんにベストな最新の医療サービスをオーダーメイドで提供しています。
清水 当院では常時換気を行っています。ただし猛暑や厳寒のシーズンには窓を開けておくと患者さんに過度な負担を与えるので、30分ごとに数分間程度の換気を行い、空気清浄機も設置しています。患者さんが共用する視力検査機や椅子などはアルコール消毒を徹底し、スタッフはもちろん患者さんにもマスクの着用や手指のアルコール消毒に協力してもらっています。また、診療を待つ患者さんが多いときは、密を防ぐために待合室ではなく駐車場に止めているご自身の車の中で待ってもらうなどウイルス対策を徹底して行っています。
清水 テレビでCare222®という人に悪影響のない紫外線があることを知り、興味を持ちました。また、その紫外線を開発したのが地元企業であるウシオ電機さんということを知り、感動しました。これまで人がいない夜間時などに稼働する紫外線の除菌装置はありましたが、患者さんがいるときにこそ稼働する必要があると思っていたので導入を見送っていました。だからこそ有人環境で使用できるCare222®の紫外線にはとても惹かれました。そんな時に偶然、姫路医師協同組合さんからCare222®が搭載された除菌装置「Care222® iシリーズ」のパンフレットが届き「これだ!」と思い、問い合わせました。さまざまな場所に設置されている実績があることも信頼につながり、導入を即決しました。
清水 Care222® iシリーズは待合室と検査室に1台ずつ計2台導入しました。紫外線は目に良くないと思われがちですが、この装置は特殊な光学フィルタで人体に有害な紫外線をカット。さらに照射時間を自動調整し1日に浴びてもよい紫外線量以内にコントロールしてくれるので安心しています。取り付け工事には少し懸念がありましたが、工事はスムーズに進み、対応の良さに感心しました。また、天井に設置するので患者様の動線を遮らない点も良かったと感じています。
清水 患者さんには特にアナウンスはしていませんが、院内に貼ったCare222® iシリーズのポスターを見ているようです。私が知らないところで当院がCare222® iシリーズでウイルス対策を行っていることがクチコミで広がっているのかもしれません。目に見えないため効果を実感することは正直難しいですが、スタッフは優れた装置であることをきちんと理解しているので、導入を喜んでいます。
私としてはスタッフには、患者さんの対応に専念してもらいたいので、必要な設備投資と考えました。患者さんに安心して来院してもらえる環境を作ることは私の使命。環境を整えたうえで診療や治療、手術に取り組みたいと思っています。
Care222® iシリーズ※は用途や場所に対応した豊富なラインナップも魅力。
多くの人が触れるモノがある場所には、照射角度固定式の「ベーシックタイプ i-BT」と「ユニバーサルダウンライトタイプ i-UDT(天井半埋め込み型)」、照射角度可動式の「ムービングライトタイプ i-MVT」。一定時間滞在し会話のある場所には、広範囲を常時照射可能な「フラッドタイプ i-FT」。
ニューノーマル時代のクリニックにとって、有用なウイルス対策のツールとしてCare222® iシリーズの導入を検討してみてはいかがだろうか。
※紫外線が照射された付着および浮遊ウイルスのみへの除菌効果です。
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