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両側肺の多発囊胞……診断は?[画像診断道場~実はこうだった(244)]

No.5174 (2023年06月24日発行) P.1

河野正憲 (東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科)

庄田宏文 (東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科)

藤尾圭志 (東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科)

登録日: 2023-06-22

最終更新日: 2023-06-21

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20歳代,女性。
10年前に健康診断で血小板低値を指摘され,特発性血小板減少症と診断された。およそ2年前からIgG上昇,抗核抗体160倍(speckled+cytoplasmic),抗SS-A,SS-B抗体が陽性でシェーグレン症候群が疑われたが,ガムテスト,シルマーテストともに基準範囲内であり経過観察していた。およそ1年ほど前から労作時呼吸困難が出現,増悪傾向にあるため精査を行った。
検査所見:表1参照。

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