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嘔気,下痢を訴える26歳男性[消化管エコー動画読影トレーニング22]

No.5192 (2023年10月28日発行) P.37

監修: 畠 二郎 (川崎医科大学検査診断学教授)

執筆: 岩崎隆一 (川崎医科大学附属病院中央検査部)

登録日: 2023-10-30

最終更新日: 2023-10-30

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▶26歳男性。既往歴に特記事項なし。某年1月,来院2日前にタイラギ(タイラガイ)の刺身を食べた。来院当日朝から嘔気,腹部不快感が出現,その後水様性下痢,嘔気が持続するため受診した。来院時体温37.4℃。触診上腹部は平坦,軟で圧痛なし。

▶血液生化学検査では白血球11.44×103/μLと軽度の増多以外に特記すべき異常はみられなかった。また,上記主訴のため来院前夜(夕食後)から絶食中であった。

動画1はこの症例における心窩部縦走査であるが,どのような異常が描出されているか。

 動画を見たら解説へ⇒ 

【編集部より】消化管エコーについては,こちらの特集も読まれています。

▶ POCUSのはじめ方─診療所での消化管エコー活用術(豊田英樹先生)
▶ POCUSのはじめ方②─クリニックでの腹部診療イノベーション!肝胆膵編(豊田英樹先生)
▶ POCUSのはじめ方③─消化器以外の病変に気づく(豊田英樹先生)
▶ クリニックでのPOCUSによる便秘診断(豊田英樹先生)

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勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
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