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■NEWS 新型コロナ・インフルエンザともに減少―インフルB型が増加傾向[感染症発生動向調査 2024年第6週(2月5日~11日)]

No.5210 (2024年03月02日発行) P.16

登録日: 2024-02-27

最終更新日: 2024-02-27

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Pick Up! 感染症発生動向調査 2024年第6週(2月5日~11日)
◆インフルエンザ
 2024年第6週の定点当たり報告数は23.93

 第7週の定点当たり報告数は20.64(患者報告数101,832)となり減少。
 直近5週間のウイルスの検出状況はB型が99例(42%)、AH1pdm09が69件(29%)、AH3亜型が69件(29%)の順。

◆新型コロナウイルス感染症
 2024年第6週の定点当たり報告数は13.75
 第7週の定点当たり報告数は10.10と2週連続の減少。
 都道府県別の最多は3週連続で石川県、定点当たり報告数は15.48。新規感染者数は全国で49,821人。

◆咽頭結膜熱(プール熱)
 定点当たり報告数は1.07と第51週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は鹿児島県(4.24)、新潟県(3.69)、富山県(3.00)である。

◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
 定点当たり報告数は4.61、5週ぶりに微減するもほぼ横ばい。過去5年間の同時期と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は鳥取県(10.47)、山形県(9.54)、北海道(8.98)である。

 

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