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【良性発作性頭位めまい症(BPPV)診療ガイドライン】後半規管型良性発作性頭位めまい症の診断,治療[ガイドライン・インフォメーション]

佐藤 豪 (徳島大学大学院医歯薬学研究部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野准教)

登録日: 2024-10-16

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  • 良性発作性頭位めまい症(benign paroxysmal positional vertigo:BPPV)の多くは後半規管に病巣のある後半規管型BPPVであり,頭位変換眼振検査により診断する。

    坐位から右下あるいは左下懸垂頭位へ頭位を変換させる頭位変換眼振検査により,垂直回旋混合性眼振が解発される。右耳が患側の場合,坐位から右下懸垂頭位への頭位変換により,上眼瞼向き眼振と反時計回りの回旋性眼振が混合した眼振が解発される。次に右下懸垂頭位坐位から座位への頭位変換により,方向が逆転した下眼瞼向き眼振と時計回りの回旋性眼振が混合した眼振が解発される。

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